映画「Winny」観てきました!

中田敦彦さんの「YouTube大学」で解説されていたこと、少しだけ自分の仕事にも関わること、コンピューターに詳しい方がこの事件に言及されていたことがきっかけで、とても興味深く思い、映画館を探してみてきました。

そもそも、上映されている映画館も少なく、時間も1日1回くらいしか上映されておらず、休日の朝早くから鑑賞してきました。
天才プログラマーが不当逮捕された事件で、この事件により、日本のIT産業の進化が大幅に遅れたと言われています。

映画は、このようなことがあったという事実を、世の中に知らせたいという思いで、創られたのではないかと思いました。こちらは、裁判を担当された弁護士さんの著作物もありますので、これから読んでいきます。AmazonPrimeでしたら、無料でkindleで読むことができます。

発端が20年以上も前になりますし、私もその頃は、特にコンピューターの知識などは、無かった時代なので、恥ずかしながら、これほどまでに大きな事件だったことは、あまり覚えていませんでした。
警察関係者、国会と、かなり影響が大きかった事件だったようです。

この事件に限らず、マスコミに大きく取り上げられ、被告をどう表現するかで、「この人は、こんなにひどいことをした人なんだ」と判断してしまいがちです。今は昔より、TVや新聞だけの情報だけではなく、ネット上でも色々と調べることができますので、鵜呑みにせずに、一旦考える方法は増えたのかなと思います。

過去を知ることで、今、目の前に起きていることが、「本当はどうなんだろうか」とか「別の視点から物事を見ることができる」、「誤った判断をしないことに近づける」ことを、この映画で教えていただきました。

このファイル共有ソフトWinnyを開発し、不当逮捕された「金子勇さん」は、7年ほど闘って、無罪を勝ち取りましたが、その後は心労がたたったのか、1年数か月ほどで亡くなっております。あらためてご冥福をお祈りいたします。

まだまだ、同じようなことがあるのかもしれない、氷山の一角で、表に出ないで過ぎゆく時間の中に消えてしまっていることが沢山あるのかもしれない。この監督さんは、映画という手法を使って、世に知ってもらおうと行動を起こされたことは、大変な労力が必要だったと思います。映像化してくれたことに感謝です。

映画関係者の皆様に敬意を表したいと思います。少しでも多くの方に、この映画を観ていただきたいと思い、書きました。映画の切り口と書籍の切り口は、違うようですので、書籍の方も早く読んで感想書きます!

    目次