デジタル遺産について

デジタル遺産について、教えていただける機会があったので、お聞きしてきました。
デジタルは、残された遺族にとって、目に見えづらいもので、課題が沢山あるのですが、そもそも、目に見えるものであっても、親の財産の把握ができていないので、まずはそこからだと思いました。

金融機関も紙のお知らせが届けば、家族も気づきますが、通帳や振込もネットなので、どの金融資産をどれくらい持っているかは、把握しづらいですよね。私は、1000円以下の預金のものは、解約手続きが面倒なので、捨て口座にしてしまったり、合併してどこの銀行かわからず放置しております。もちろん、調べればよいのですが。
このような口座を休眠口座と呼ぶらしいですが、毎年1000億円以上ものお金が発生しているそうです。このお金を有効活用しようという討議もなされていたらしいですが、日本の法律だと難しいのでしょうね。

私も、色々なネットサービスを利用しており、アカウントを多数持っていますが、このアカウントの管理もきちんと考えた方が良いとのことです。
サービスによって、数年使用しないと自動的に削除、そうでないものは、永遠に残る可能性があったりするそうです。GoogleやAppleのアカウントは、自分が亡くなった後、どうすれば良いかをあらかじめ、決められるサービスがあるとのことです。
長期間使用されない場合は、信頼できるユーザーにデータを公開するとか、削除するように設定するとかです。これは、良いと思いましたので、早速検討しようと思いました。

もう一つの問題は、〇〇ペイです。色々なペイがありますが、こちらは、このサービスに貯めてある残高を、自分が亡くなった場合にどうなるかを、規約できちんと確認した方が良いとのことです。
中には、一身専属性で、相続財産として引き出せないものもあるので確認しておくこと、また、その場合は、あまり大きな額をチャージしない方が良いかもしれません。

〇〇ペイを使用しても、銀行から直接引き落としがかかるものは、良いですが、一旦チャージしておくタイプは特に要注意です。Suicaは、上限20,000円までなので良いですが、給与振込がPayPayで認められましたので、かなりの金額が貯まりますよね。振込手数料が、無料になったりと色々な特典がありますので、導入するところも増えていくかもしれません。

私も、スマホに沢山のアプリを入れて、色々なサービスを使用しているので、整理していくこと、お金の引き落とし、チャージしているものなどの管理を考えていきます。

本日は、序章です。続きを書いていきます。

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